契約書を渡されて、
「これ、全部読まないとダメなの?」
と思ったことはありませんか。
賃貸契約、保険、通信サービス、リフォーム、定期購入、各種サービスの申し込み……。
数ページにわたって細かい文字が並んでいると、
どこが大事なのか分からない。
でも、内容をよく分からないままサインするのも不安です。
そんなときは、契約書を全ページ写真に撮ってChatGPTに見せ、注意すべきところを整理してもらうという使い方があります。
今回は、
「契約して大丈夫かをAIに決めてもらう」のではなく、「契約前に確認すべきポイントを洗い出してもらう」
という使い方です。
まず、契約書は全部見せる
契約書は1ページだけ見ても判断できないことがあります。
例えば1ページ目には料金しか書いてなくても、
解約条件や違約金は4ページ目に書いてあるかもしれません。
なので、数ページある契約書なら、
最初から全ページを順番に見せる
のが大事です。
写真を送る前に、
これから契約書を1ページ目から順番に送ります。
すべて送り終わるまで判断せず、私が「以上です」と言ってから全体を確認してください。
と最初に伝えます。
STEP1 個人情報を隠してから撮影する
契約書には、
-
氏名
-
住所
-
電話番号
-
メールアドレス
-
契約番号
-
口座情報
-
クレジットカード情報
-
署名
などが書かれていることがあります。
AIに相談するために必要のない情報は、紙で隠したり、写真を切り取ったりしてから送る方が安心です。
STEP2 まず「契約の全体像」を説明してもらう
全ページを送り終わったら、
以上です。
この契約書全体を見て、まず何の契約なのか、契約期間、料金、解約条件、自動更新の有無を初心者向けにまとめてください。
と聞きます。
これだけでも、長い契約書の全体像がかなり見えやすくなります。
STEP3 特に注意すべきところを抜き出してもらう
次に、
この契約の中で、私が特に注意して確認した方がいい部分を5つ以内に絞ってください。
と聞きます。
例えば、
-
中途解約の違約金
-
自動更新
-
料金変更
-
追加費用
-
返金条件
などが出てくるかもしれません。
大事なのは、
長い契約書を全部短くすることではなく、見落としやすいところを見つけること
です。
STEP4 「不利になりそうな条項」を探してもらう
さらに、
私にとって不利になる可能性がある条項や、意味が曖昧な部分があれば抜き出してください。
ただし、違法かどうかは断定せず、確認が必要な理由を説明してください。
と聞いてみます。
AIに法律判断をさせるのではなく、
「ここはちゃんと確認した方がいい」
という箇所を見つけてもらいます。
STEP5 解約条件は必ず確認する
契約で後から困りやすいのが、
「やめたいのに簡単にやめられない」
という問題です。
なので、
この契約を途中でやめる場合、
・何日前までに連絡が必要か
・違約金があるか
・返金があるか
・自動更新を止める方法
をまとめてください。
と聞いておくといいでしょう。
STEP6 料金以外の費用も確認する
契約書によっては、最初の料金だけでは分からない費用があります。
例えば、
-
更新料
-
事務手数料
-
解約手数料
-
出張費
-
オプション料金
-
遅延損害金
などです。
そこで、
この契約で、基本料金以外に発生する可能性がある費用をすべて抜き出してください。
と聞いてみます。
STEP7 契約前に相手へ聞く質問を作ってもらう
これはかなり便利です。
契約書を読んで、
「分からないところがあるけど、何て聞けばいいんだろう?」
というときは、
この契約を結ぶ前に、相手へ確認しておいた方がいい質問を5つ作ってください。
と頼みます。
例えば、
-
解約は何日前までですか?
-
自動更新を止めるにはどうすればいいですか?
-
追加料金が発生する条件はありますか?
-
途中解約の場合、違約金はいくらですか?
-
契約内容は後から変更される可能性がありますか?
といった形で整理できます。
今回使えるおすすめプロンプト
長い契約書をAIに見せるときは、こんなプロンプトが使えます。
これから契約書の全ページを順番に送ります。
すべて送り終わるまで判断せず、私が「以上です」と言ってから全体を確認してください。
私は法律に詳しくありません。
全ページを確認したあと、
契約内容の要約
契約期間
支払い条件
自動更新の有無
解約条件
違約金・キャンセル料
追加料金が発生する条件
私に不利になる可能性がある条項
意味が曖昧な条項
契約前に相手へ確認すべきこと
を初心者向けに整理してください。
法律上問題があるかどうかは断定せず、専門家に確認した方がいい部分はその理由も教えてください。
写真で読めない部分は推測しないでください。
最後に、
「この契約を結ぶ前に確認すること」
を5つ以内にまとめてください。
AIに「契約して大丈夫?」と丸投げしない
ここは大事です。
AIに、
「この契約、大丈夫?」
とだけ聞いて、
「大丈夫そうです」
と言われても、それだけで契約するのはおすすめできません。
契約は、内容によって法的な意味や影響が変わります。
AIは、
内容を整理する
注意点を見つける
質問を作る
ところで使います。
最終的に重要な契約なら、弁護士や消費生活センターなど専門窓口に確認する方が安心です。
数ページある文章こそAIが便利
短い案内なら自分で読めます。
でも、数ページある契約書は、
どこが大事か分からない
のが一番困ります。
AIなら、
全ページを見せる。
重要箇所を抜き出す。
分からない言葉を説明してもらう。
契約前に聞く質問を作る。
という流れで使えます。
「全部読むのが大変」をそのまま相談していい
難しいプロンプトを覚えなくても大丈夫です。
契約書を見せて、
「これ全部読むの大変なんだけど、俺が気をつけるところだけ教えて」
これくらいから始めても構いません。
そこから、
「解約するときお金かかる?」
「自動更新になってる?」
「他に料金取られることある?」
と一つずつ聞けばいいんです。
AIに相談するために、自分が法律に詳しくなる必要はありません。
分からないから見せる。
分からないから聞く。
それでいいんです。
契約書を読まずにサインするより、
AIに一度整理してもらってから確認する。
それだけでも、かなり安心につながると思います。
また一つ、日常生活の中でAIが使える場面が増えました。
一緒に、難しい文章や契約書も、AIをうまく使いながら少しずつ理解していきましょう。
