前回は、ChatGPTには難しいことを聞かなくても、
「今日の夕飯どうしよう?」
「LINEの文章を考えて」
「これってどういう意味?」
と、普通に話しかけていいことが分かってきました。
そこで今回は、もう一つ気になっていたことを試してみます。
「Googleで検索するのと、ChatGPTに聞くのって何が違うの?」
です。
まずGoogleで検索してみる
例えば、
「スマホ 写真 整理 方法」
と検索すると、たくさんのページが出てきます。
その中から、
「自分に合いそうな記事はどれかな?」
と探して、ページを開いて、必要な部分を読んでいきます。
これはこれでとても便利です。
詳しい情報を調べたいときや、公式サイトを確認したいときには、検索は今でも大切です。
同じことをChatGPTに聞いてみる
今度はChatGPTに、こんなふうに聞いてみます。
スマホの写真が増えすぎて困っています。孫の写真は消したくありません。スマホ操作が苦手な60代にも分かるように、簡単な整理方法を教えてください。
すると、こちらの状況に合わせて答えてくれます。
さらに、
一度にたくさん説明されると分からなくなるので、最初にやることを1つだけ教えて。
と続けることもできます。
ここが検索とかなり違うところです。
検索は「探す」、ChatGPTは「相談する」
私なりに使ってみて感じた違いは、こんなイメージです。
Google検索
「答えが書いてありそうなページを探す」
ChatGPT
「自分の状況を伝えて、一緒に答えを考える」
検索では、自分で情報を選ぶ必要があります。
ChatGPTでは、
「自分はこういう状況です」
と伝えることで、それに合わせた答えを作ってくれます。
実際に違いを体感してみましょう
今回は、検索とChatGPTの違いが分かりやすい質問を5つ用意しました。
気になるものを、そのままChatGPTに入力してみてください。
1.自分の条件を入れて聞く
60代夫婦です。週末にあまりお金をかけずに楽しめることを5つ考えてください。車は使いません。
検索でも候補は出てきますが、ChatGPTなら最初から条件をまとめて伝えられます。
2.途中で条件を追加する
今夜の夕飯を3つ考えてください。できれば簡単なものがいいです。
答えが出たら、
魚は昨日食べたので、それ以外で。
と続けてみてください。
さらに、
洗い物も少ないものがいいです。
と追加できます。
検索では何度か検索し直すことがありますが、ChatGPTなら会話を続けながら絞り込めます。
3.自分に合う説明に変えてもらう
Wi-Fiとモバイル通信の違いを教えてください。
少し難しいと感じたら、
60代の初心者向けに、たとえ話を使って説明してください。
と頼んでみます。
さらに、
もっと短くして。
でも大丈夫です。
4.選ぶのを手伝ってもらう
タブレットを買おうか迷っています。主にYouTubeを見るのとネット検索に使います。私に必要かどうか、一緒に考えてください。
「おすすめ商品を出して」と頼む前に、
そもそも必要なのか
から相談することもできます。
5.何を検索すればいいか分からないときに聞く
パソコンの画面に見たことのない表示が出ました。でも何と検索したらいいのか分かりません。どう調べればいいですか?
検索では、最初に「検索する言葉」が必要です。
ChatGPTなら、
何を調べればいいか分からない
という状態から相談できます。
ではGoogle検索はもういらない?
そんなことはありません。
むしろ、ChatGPTを使い始めたからこそ、
検索とAIを使い分ける
ことが大切だと感じました。
例えば、
-
お店の営業時間
-
今日のニュース
-
商品の現在価格
-
公式な手続き方法
-
医療・法律・お金に関する大切な情報
などは、公式サイトや最新情報を確認した方が安心です。
ChatGPTに聞いて、
それはどこで確認できますか?
と聞いてから公式情報を探す、という使い方もできます。
ChatGPTに「検索する言葉」を考えてもらうのも便利
意外と便利なのが、この使い方です。
Googleで調べたいのですが、何と検索すればいいか分かりません。検索キーワードを3つ考えてください。
例えば、
「スマホで文字が急に小さくなった」
という困りごとなら、
どんな言葉で検索すればいいのかをChatGPTに考えてもらえます。
つまり、
ChatGPTかGoogleか
の二者択一ではなく、
ChatGPTに相談してからGoogleで確認する
という使い方もできるわけです。
どちらを使うか迷ったら
私は今のところ、こんなふうに考えています。
自分の状況に合わせて相談したい
→ ChatGPT
公式情報や最新情報を確認したい
→ Google検索
何を調べればいいか分からない
→ まずChatGPT
これくらいの感覚で十分だと思います。
最初から使い分けを完璧に覚える必要はありません。
スマホなら、検索する感覚でそのまま話しかければ大丈夫
スマホを使っているなら、音声入力も試してみてください。
例えば、
「あのさ、スマホの写真がいっぱいになったんだけど、消したくない写真もたくさんあるんだよね。何からやればいい?」
こんな話し方でも構いません。
検索エンジンなら、
「スマホ 写真 容量 整理」
のように言葉を考えて入力していました。
ChatGPTなら、
普段しゃべっている言葉のまま
聞いてみればいいんです。
言葉につまっても大丈夫。
言い直しても大丈夫。
質問の途中で話が変わっても大丈夫です。
AIに話しかけることに、正解や不正解はありません。
うまく伝わらなければ、
そうじゃなくて、こういう意味です。
と伝え直せばいいだけです。
AIは敵ではありませんし、間違った質問をしたからといって恥ずかしがる必要もありません。
まずは検索する前に一度、
「ChatGPTならどう答えるかな?」
と話しかけてみてください。
少しずつ使っていくうちに、自分なりの使い分けが見えてくると思います。
私もまだ試している途中です。
一緒にAIを、もっと身近な味方にしていきましょう。
次は、
「ChatGPTって何でも知っているの?間違えることもある?」
というところを試してみたいと思います。
