旅行先や知らない街を歩いていて、
「あれ?どっちに行けばいいんだ?」
となったことはありませんか。
スマホには地図アプリがありますが、現在地は分かっても、
「この細い道で合っているのかな」
「駅はどちらの方向なんだろう」
「この看板は何て書いてある?」
と迷うことがあります。
そんなとき、ChatGPTに今いる場所の写真を見せながら相談することもできます。
今回は、旅先で道に迷ったという場面を例に、AIとどんな会話をすればいいのか試してみます。
知らない街で道が分からなくなった
例えば、こんな状況です。
地方へ旅行に来て、駅から観光地まで歩いていました。
ところが途中で道を間違えたようで、地図を見ても自分がどちらを向いているのかよく分かりません。
目の前には、
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小さな商店
-
バス停
-
交差点
-
遠くに山
が見えています。
ここで、ただ
駅はどっちですか?
とChatGPTに聞いても、これだけでは分かりません。
そこで、まず周囲の写真を撮って見せてみます。
STEP1 まず周囲の写真を見せる
道路や交差点、看板などが分かるように写真を撮ります。
そしてChatGPTに、
この写真は、旅行先で道に迷ったときに撮ったものです。
写真から分かることを教えてください。
駅に戻りたいのですが、写真だけで方向が判断できない場合は推測せず、追加で何を確認すればいいか教えてください。
と聞いてみます。
ここで大切なのは、
「分からないことは推測しないで」
と入れておくことです。
AIが写真から店名や道路標識などを読み取れれば、
「この看板の文字を確認してください」
「バス停の名前をもう少し大きく撮ってください」
など、次に確認することを教えてくれる場合があります。
STEP2 AIから「もう少し見せて」と言われたら追加する
例えばChatGPTから、
バス停の名前が分かれば場所を絞りやすいです。
と言われたとします。
そこで、バス停を近くから撮影します。
次に、
バス停を近くから撮りました。
この名前から現在地を確認できますか?
分からない場合は、次に何を確認すればいいですか?
と聞きます。
一度で答えを出してもらおうとしなくていいんです。
人に道を聞くように、少しずつ情報を足していけばいい。
これがAIとの相談の面白いところです。
STEP3 Googleマップと一緒に使う
現在地がある程度分かったら、今度は地図アプリも使います。
例えば、
Googleマップでは現在地が○○付近になっています。
目的地は○○駅です。
今いる場所から歩く場合、どちらへ進めばいいか分かりやすく説明してください。
「北へ」ではなく、「交差点を右」「コンビニを左」のように初心者でも分かる言い方にしてください。
と聞いてみます。
これなら、
「北西へ300m」
のような説明より、
実際に見えている物を目印にして説明してもらう
ことができます。
STEP4 案内板の写真も見せてみる
旅行先では、
「この案内板、どっちを見ればいいんだろう?」
ということもあります。
そんなときは案内板を撮って、
この案内板を見ています。
○○駅へ行きたいのですが、どの矢印を見ればいいですか?
初めて来た人にも分かるように説明してください。
と聞いてみます。
文字が小さければ、
文字が読み取れない場合は、そのことを教えてください。推測しないでください。
と付けてもいいでしょう。
STEP5 途中で不安になったら、また写真を見せる
少し歩いて、
「本当にこっちで合っているのかな?」
と思ったら、また写真を撮ります。
先ほど教えてもらった方向へ5分ほど歩きました。
今はこの場所にいます。
目的地へ近づいていそうか、写真から分かる範囲で確認してください。
分からない場合は、確認すべき看板や建物を教えてください。
こうすれば、途中でも相談できます。
AIとの会話は、一回で終わらなくていいんです。
今回使えるプロンプト
道に迷ったときは、こんな文章をそのまま使えます。
旅行先で道に迷いました。
これから周囲の写真を送ります。
私は地図を見るのがあまり得意ではありません。写真から分かる店名、道路標識、駅名、バス停名などを確認してください。
写真だけで現在地や進む方向が判断できない場合は推測せず、
・次にどこを撮影すればいいか
・どんな看板を確認すればいいか
・地図アプリで何を確認すればいいかを一つずつ教えてください。
道案内をするときは、
「北へ」「南東へ」ではなく、「交差点を右へ」
「コンビニを左に見ながら進む」のように、初心者にも分かる目印を使って説明してください。
危険な道や、写真だけでは判断できない場所については、無理に案内せず、地図アプリや現地の案内所を使うよう教えてください。
AIだけを信じて歩かない
ここは大事です。
ChatGPTは便利ですが、写真だけで現在地を完全に判断できるとは限りません。
特に、
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山道
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夜間
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車道の近く
-
人通りの少ない場所
-
災害時
などでは、AIの案内だけで進まない方が安心です。
地図アプリ、道路標識、駅員さん、観光案内所なども一緒に使います。
AIは案内役の一人。
それくらいに考えるのがちょうどいいと思います。
AIに相談するときは「何が分からないか」をそのまま言えばいい
道に迷ったとき、
「うまく説明できない」
と思うかもしれません。
でも、そんなときこそ写真があります。
スマホで周囲を撮って、
「今ここにいるんだけど、駅に戻りたい。どこ見たら場所分かるかな?」
これくらいでも大丈夫です。
言葉につまっても構いません。
「えーっと」
「たぶんこの辺なんだけど」
そんな話し方でも、AIは会話の流れから何を知りたいのか考えてくれます。
AIを使うのに、上手な質問は必要ありません。
今回分かったこと
今回の例で一番面白いのは、
AIに答えを一発で出してもらう必要はない
ということです。
写真を見せる。
追加で質問する。
別の写真を見せる。
地図アプリの情報を足す。
また確認する。
こうやって、会話しながら答えに近づいていくことができます。
これは、検索エンジンでキーワードを何度も変えて調べるのとは少し違う使い方です。
AIは、何か特別な仕事をする人だけの道具ではありません。
道に迷った。
書類の意味が分からない。
機械が壊れた。
知らない表示が出た。
そんな日常の、
「これ、どうしたらいいんだ?」
というときに、まず相談できる相手にもなります。
スマホなら写真も撮れますし、文字を打つのが面倒なら音声入力でも構いません。
分からなければ、そのまま話しかけてみてください。
間違った質問なんてありません。
AIに遠慮する必要もありません。
私もこれから、日常のいろいろな場面で、
「こんなときAIに相談したらどうなるんだろう?」
を試していきたいと思います。
一緒に、AIをもっと身近で頼れる相棒にしていきましょう。
